
大阪府箕面市箕面2丁目で今年7月に見つかった不発弾の撤去作業が、9月27日に行われ、無事終了しました。
不発弾は、住宅建設現場で発見されたもので、長さ約180センチ、直径約60センチ。第二次世界大戦中のアメリカ製1トン爆弾とみられ、弾頭と弾底の2つの信管が付いていました。
撤去作業に伴い、不発弾が見つかった地点からおおむね半径300メートル以内の箕面1丁目から3丁目の一部と、箕面5丁目、6丁目の一部が警戒区域に設定され、約1,200世帯、2,400人が避難しました。周辺の道路も通行止めとなり、阪急電鉄、阪急バス、オレンジゆずるバスも運休しました。
箕面市は午前8時30分に災害対策本部を設置。市職員を始め、警察、消防、自衛隊が待機し、無線で随時報告される作業状況を確認しました。一時避難所として開設された箕面市立中央生涯学習センターには、99人が避難したということです。

午前10時10分、自衛隊による撤去作業が開始されました。信管に衝撃を与えないよう、8分の1回転ずつ反時計回りに手動で回すなど、慎重に作業が進められました。

午前11時1分、弾底信管の離脱が完了。続いて弾頭信管の処理作業が行われ、午前11時55分に信管の除去、いわゆる安全化が完了しました。
作業の終了後、原田亮箕面市長が不発弾の発見現場に向かい、現場を確認。午後0時14分、災害対策基本法に基づく「安全化宣言」を出しました。これを受けて警戒区域が解除され、午後0時25分には交通規制も解除されました。
阪急電車は午後0時40分から、阪急バスは午後1時33分から通常運行を再開しました。
その後、報道関係者向けに不発弾の発見現場が公開されました。不発弾の表面が茶色くなっているのは、さびや一部に泥が付着しているためで、使用前は緑色に塗られていたということです。




撤去作業にあたった陸上自衛隊中部方面後方支援隊第103不発弾処理隊の木下剛隊長は「ネジが固まっていなかったことから、作業はとてもスムーズに進みました。現場の隊員は、一つひとつの動作を緊張感を持って作業しました。今の時間を迎えることができて安心しています」と話しました。
原田市長は「身を挺して作業していただいた自衛隊のみなさんに、心から感謝します。また、市民のみなさまのご協力もありがとうございました」と述べました。
今回の不発弾撤去作業には、箕面市から約230人の職員が対応に当たりました。


場所:箕面市役所、箕面2丁目
