遺品や配給切符が語る戦時下の暮らし 箕面市立郷土資料館で資料展開催中

 箕面市立郷土資料館では、毎夏恒例の企画展「戦時生活資料展」を開催しています。終戦から81年となる今年も、市民から寄贈された戦争関連資料を通して、戦時下の暮らしや当時の人々の思いを伝えています。

 太平洋戦争開戦時の新聞や巻物のほか、出征する兵士の無事を願って地域の人々が名前を書き込んだ日章旗を展示。戦死した兵士の時計やベルトなどの遺品、上官から遺族へ送られた戦死報告書からは、戦争が地域の人々の暮らしと深く結び付いていたことがうかがえます。

 また、鉄や銅の不足による金属回収に関する書類や、米・魚の配給切符など、戦況の悪化とともに市民生活が厳しくなっていくようすを物語る資料も並びます。さらに、幼い子どもたちが戦車や銃のおもちゃで遊ぶ写真からは、戦争が日常の一部となっていた当時の社会を知ることができます。

 7月24日、学芸員実習で来館していた大学生は「兵士が小学生に送ったはがきは、戦況が厳しくなる中でも子どもを気遣う優しさが感じられ、とても印象に残りました」と話していました。

郷土資料館企画展「戦時生活資料展」
期間:2026年7月17日(金曜日)~9月6日(日曜日)午前10時~午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
入館料:無料
場所:箕面市立郷土資料館(船場西3)

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