
70年前、いくつかの村と町が、それぞれのかたちで存在していました。1956(昭和31)年12月1日、箕面町(旧箕面村・旧萱野村・旧止々呂美村)と豊川村が一つになり、新たに誕生したのが現在の箕面市です。その歩みをたどる企画展「箕面市の誕生」が、箕面市立郷土資料館で開かれています。
会場に並ぶのは、当時の写真や行政資料の数々。旧役場のたたずまいや、時代の空気を伝える記録からは「まちが形づくられていく過程」が静かに浮かび上がります。
なかでも目を引くのが、小学5年生が考案した市章のデザイン案。未来のまちの姿を思い描きながら描かれたその一つひとつに、当時の期待や願いがにじみます。

また、豊川村周辺での境界変更をめぐり、住民たちの思いが記された嘆願書も展示されています。地域のあり方をめぐって交わされた言葉の数々は、時代を越えて、まちへの強い愛着を伝えてきます。



資料の一つひとつが語るのは、単なる出来事の積み重ねではなく、人の思いと選択の歴史。
市外から訪れた来場者は「箕面市の豊かな歴史を知ることができ、とても参考になりました」と話していました。
■企画展「箕面市の誕生」
開催期間:4月3日(金曜日)~6月21日(日曜日)午前10時~午後5時
休館日:月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館)
※ゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)は開館
入館料:無料
場所:箕面市立郷土資料館
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