
プロの音楽や芸術体験を届けるプロジェクト「メイプルおでかけARTプログラム」が、箕面市立小学校・中学校と小中一貫校を対象に行われています。
箕面の子どもたちの豊かな創造力や思考力、コミュニケーション能力を養うことを目的に、質の高い文化・芸術団体の公演などを鑑賞する機会を提供するもので、中学校のほか、小学校でも取り組みがスタートしました。

10月7日(火曜日)、箕面市立南小学校で行われたプログラムでは、打楽器名人「ビートさん」こと、安永早絵子さんと、大阪交響楽団金管五重奏から成る「キンピカ楽団」が出演しました。金管五重奏のファンファーレから始まり、打楽器と金管五重奏によるノリノリのリズムで「Sing, Sing, Sing(このプログラム用にアレンジをほどこした各校の校歌入りバージョン)」を演奏。子どもたちは演奏に集中し、参加型の体験コーナーでは積極的に楽しむようすが見られました。
安永さんは、打楽器の魅力について「楽譜が読めるかなどに関係なく、誰もが平等にリズムを聴いてわくわくし、楽しい気分になれるところです」と話していました。
同プログラムを仕掛けた公益財団法人箕面市メイプル文化財団の和田大資さんは「プロの演奏家による生の音楽の響きを、五感で体験することで、音楽ってこんなふうに体に入ってくるんだな、ということを、子どもたちに感じてもらいたい」と話していました。

場所:箕面市立南小学校
