
人生の最期について、希望することなどを話し合う「ACP(人生会議)」の普及啓発講座が、6月24日(火曜日)、箕面市立総合保健福祉センター分館で行われました。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)は、「人生会議」と呼ばれていて、人生の最期まで、自分らしく生きるために、希望や大切にしていること、望む医療などについて、前もって自分で考え、家族や信頼する大切な人と話し合って、共有する取り組みです。
当日は、講座とゲーム形式のワークショップが行われました。講座では、「もし余命6カ月」と言われたら、残された時間、何を、どんなことを大切に生活するか、といったことを考えました。講師の緩和ケア認定看護師 加藤理香さんから、人生会議についての説明や、昨今の取り組みについて話がありました。



続いて、人生会議についてのハンドブックを使い、「もしも」のときに何を大切にしたいか、参加したみなさんが自分の思いを書き出しました。
最後は、グループに分かれて、人生会議に関するカードゲームを行い、意見の共有などを行いました。
参加したかたは「人の話を聴いて共有することで、自分の思いも変わることが分かりました。とても良い機会でした」などと話していました。
次回の「ACP(人生会議)」普及啓発講座は、11月に予定されています。詳しくは、箕面市のホームページや、広報紙「もみじだより」に掲載されるということです。
場所:箕面市立総合保健福祉センター分館
