萱野三平生誕350年特別展「赤穂事件と萱野三平」が開催中

 箕面市立郷土資料館で、萱野三平生誕350年特別展「赤穂事件と萱野三平」が開催されています(7月6日<日曜日>まで)。
歌舞伎や文楽、映画、ドラマで有名な「忠臣蔵」のモデルとなった、四十七士の赤穂事件。箕面出身の萱野三平は、48人目の赤穂義士と言われています。
萱野三平の主君浅野内匠頭は、江戸城「松の廊下」で吉良上野介に斬りかかり、即日切腹となりました。三平は仇討ちに加わろうとしましたが、父親に反対され、孝行と、主君への忠義の板挟みとなり、萱野3丁目の自宅(涓泉亭)で自刃しました。
 今回の特別展では、赤穂浪士を祀る赤穂大石神社から借り受けた史料で、赤穂事件を解説。展示品の1つ、「忠臣蔵絵巻」では、討ち入りで吉良上野介が捉えられている緊迫したようすが描かれています。
また「吉良邸内外屋敷之図」には、屋敷周辺の道や川も描かれていて、侵入経路や屋敷内をどう動くか考えられていたことが伝わってきます。このほか、俳号・涓泉として有名な、萱野三平の直筆の俳文や、辞世の句なども展示されています。

■郷土資料館企画展萱野三平生誕350年特別展「赤穂事件と萱野三平」
開催日時…5月2日(金曜日)~7月6日(日曜日)午前10時~午後5時(月曜日休館)
住所…船場西3-8-22 箕面市役所第二別館2階
入場…無料
お問い合わせ…同館 電話番号072-723-2235
期間中、特別講座も開催されます。詳しくは同館のページ→コチラ

場所:箕面市立郷土資料館
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