障害者自立支援の新たな拠点「いろはもみじ萱野」の竣工式と内覧会が行われました!
今年(2025年)7月1日、箕面市立障害者自立支援センター「いろはもみじ萱野」が、萱野4丁目12番1号に開所します。
同センターは、障害福祉サービスの一つ、生活介護を行う施設で、障害のあるかたの自立支援などを行う通所施設です。
開所に先駆け、5月11日(日曜日)、竣工式と内覧会が行われ、原田亮箕面市長を始め、地元の芝自治会のかたなどが参列しました。
式典では、原田市長から、センター設立に尽力した関係者への労いの言葉があったほか、運営を担う社会福祉法人大阪府社会福祉事業団の行松英明理事長らが挨拶。テープカットが行われました。
内覧会では、地域住民のかたも招いて一般公開され、真新しい施設を見学しました。
1階は、主に身体障害やストレッチャー、車いすを使用されているかたなどが過ごす場所として整備されています。作業室などのほか、利用者の左右どちらからでも介助することができるような多目的トイレなどが整備されています。
2階と3階は、主に知的障害があるかたなどが利用されるエリアとして整備され、広い作業室のほか、「自分の居場所」が確保できる個室スペースがあります。また、一人ひとりのワーキングスペースを設け、おしゃれなオフィスにいるような感覚で仕事をすることができます。
また、スヌーズレンルームと呼ばれる、利用者が心を整え、リラックスできる部屋もあります。
このほかにも、視線を動かしてマウスを動かせる機器を導入し、意思決定を行ったり、アート作品の制作に活用したりする計画もあるということです。
箕面市健康福祉部障害福祉室の曽我部勇介さんは「充実した設備を整えています。今後、7月1日の開所までに、家具や介護用品などが配置されます。事前に連絡いただければ、利用者のみなさんが活動されているようすも見学することができます。センターの指定管理者、社会福祉法人大阪府社会福祉事業団(TEL072-724-8166)へお問い合わせください」と話していました。
場所:箕面市立障害者自立支援センター(萱野4丁目)
「いろはもみじ萱野」外観
2階の作業訓練室・多目的室。
可動式のパーティションで区切られています。
1階の多目的トイレ。
左右どちらからの介助でも対応できるよう、便座の位置も配慮されています。