災害の記憶と縁を未来へつなぐ「絆つながる応援マルシェ」が開催
大規模地震への備えが求められる今、震災の記憶を風化させず、支え合いのつながりを未来へ受け継ぐことが大切です。阪神・淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震などの震災を振り返り、学びを共有する場として、みのお市民活動センターと箕面ユネスコ協会が、3月9日(日曜日)、「絆つながる応援マルシェ」を、同センター前と、かやのさんぺい橋で開催しました。
催しは、アサンプション国際中学校高等学校聖歌隊によるチャリティーコンサートで開始。同校生徒会と、アサンプション国際小学校A.S.A.役員会による募金活動も行われ、多くのかたが温かい支援の気持ちを寄せました。
かやのさんぺい橋では、箕面ユネスコ協会による東日本大震災復興の「3.11を忘れない」物産展や、被災地グループによる手芸品などの販売ブースが並びました。
さらに、狭い避難所スペースでもできる体操を紹介する「元気にNarrow運動」や、災害時の炊き出しデモンストレーションも行われ、多くの人が防災への意識を高める機会になりました。
炊き出しのようすを見ていたかたは「避難所では誰かがやってくれると思っていましたが、今日見て、自分でもできそうだと思いました。人任せにせず、防災力を高めていきたいです」と話していました。
今回集まった募金は、石川県珠洲市社会福祉協議会へ寄付されるということです。
場所:みのお市民活動センター前、かやのさんぺい橋