無病息災を祈願。帝釈寺の火渡り修行

 今年の節分は、4年ぶりに2月2日となりました。箕面市内の寺社では、2日と3日に節分行事が行われました。
 粟生外院2丁目にある帝釈寺では、福護摩祭りが行われ、焼けた護摩木の上を素足で歩く「火渡り修行」に、多くの参拝者が挑戦しました。
 境内に組まれた大きな護摩壇の周辺で参拝者が見守る中、「山伏問答」や矢を放つ儀式が行われ、火がつけられると、もくもくと白い煙が立ちあがって行きました。
炎が大きくなると、読経のなか「無病息災」「家内安全」などの願いごとが書かれたたくさんの護摩木が護摩壇に次々と投げ入れられていきます。
護摩木の焚き上げが終わると、いよいよ火渡り修行です。小西徹定住職が、まだ炎の残る護摩木の上を素足で渡り、続いて参拝者たちが順番に挑みました。
渡り終えた参拝者は、「火渡成満之証」と書かれた半紙に足形を取り、記念に持ち帰ることができます。修業を終えたかたは「家内安全、心願成就、世界平和を祈りながら渡りました。心が洗われました」と笑顔で話していました。

場所:帝釈寺(粟生外院2丁目)
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