NZハット市との国際協力都市提携30周年を記念したイベントがスタート!
箕面市とニュージーランド・ハット市が、国際協力都市提携を結び、今年(2024年)の7月で30周年を迎えます。
これを記念したイベントが、今後市内で開催される予定となっており、その幕開けともなる交流イベントが、1月11日(土曜日)、箕面市役所で行われました。
当日は、ニュージーランドの先住民族「マオリ」の文化や伝統について紹介されたあと、現地での伝統的なマント作りのワークショップが行われました。
講師は、マオリの伝統工芸グループ「Whiria he tangata(フィリアエタンガタ)」のみなさん。「人を結び、文化を結ぶ」をテーマに、約1カ月間、日本で交流活動をしています。
マントは、マオリ族にとって威信や地位などを表す衣服として着られ、儀式にも着用されてきました。伝統的なマントは天然繊維で作られ、今は絶滅危惧種となったキーウィなどの羽で飾っていましたが、現代ではウールや合成繊維などを使い、鶏の羽で飾ります。
ワークショップでは、用意されたミニマントに、羽を飾りつけていきました。毛糸2本で羽を編み込んでいくのはかなり難しく、みなさん真剣に取り組んでいました。
参加したかたは「マント作りは本当に難しかったです。マオリの伝統文化が守られていることが魅力的ですね」と話していました。
場所:箕面市役所
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