AIオンデマンド交通「のるーと箕面」に乗ってみた!

 箕面市では、高齢化や道路環境などの影響により、従来の公共交通ではカバーしきれないニーズに応えるため、山間部が近い「箕面・新稲地域」と「粟生間谷・彩都地域」の2エリアで、AIオンデマンド交通「のるーと箕面」の実証運行をスタートしました(期間は2024年12月19日(木曜日)から2026年3月31日(火曜日)まで)。
 AIオンデマンド交通とは、従来のバスのように定まった時刻表・運行ルートはなく、利用者の予約に基づき、エリア内のミーティングポイント(乗降拠点)の間を、AI(人工知能)が最適なルートを選択しながら、運転手が運行する乗合型の新しい公共交通です。タクシーとは異なり、ミーティングポイント以外の箇所での乗り降りや、2つのエリアを跨ぐことはできません。
 定員8人のワンボックスカーで運行され、トランクルームには、手押し車やベビーカーを載せることもできますが、荷物の出し入れは、ご自身で行う必要があります。また、車いすはそのままでの乗り降りができないため、オレンジゆずるタクシーを利用していただくことになります。
 乗りかたはカンタン、3ステップです!まずは、スマホの専用アプリ「のるーと」または電話で、利用日時とミーティングポイントを予約します。予約した時間にミーティングポイントに向かいます。ミーティングポイントには、路面または路上にシートまたは黄色い縦型の看板があります。のるーとが到着したら予約番号を伝え、乗車します。
 運賃は、1回大人(中学生以上)300円、小学生100円、未就学児は無料です。障害のあるかたや介護者は100円で乗車できるほか、1カ月の定期券も販売されています。
 1月8日(水曜日)、みのおエフエムの街かどレポーターが乗車体験。「車内は広く、揺れも少なかったので乗り心地がよかったです。バスとタクシー、のるーと、それぞれの良さがあるので、用途に合わせて活用していきたいです」と話していました。
 また、箕面市交通政策室の塩島涼さんは「本格運行に向けた取り組みも行っていきます。ぜひ、口コミで広めていただいて、ご利用をお願いします」と呼びかけました。
 「のるーと箕面」の運行時間は、午前7時30分~午後7時(年中無休)で、専用アプリからは24時間いつでも予約することができます。ぜひご活用ください。

☆「のるーと箕面」専用ホームページはコチラ

場所:箕面・新稲地域

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