ラジオで「命のパスポート」シリーズ161・今すぐ始めよう!家庭の備え
箕面市広報紙「もみじだより」では、毎月、防災特集記事「命のパスポート」をシリーズで掲載しています。
2024年11月号は「今すぐ始めよう!家庭の備え」と題して、大地震が起きた直後3日間を持ちこたえるための3つの備えについて紹介しています(11月号9ページ→PDFではコチラから)。そしてラジオでも、箕面市市民安全政策室のかたにさらに詳しくお話いただいています。
2018年の大阪北部地震では、箕面市でも断水などの被害が出ました。水道が停止すると、飲料水が足りなくなる、水洗トイレが使えない、洗濯ができない、シャワーやお風呂が使えないといった状況が発生します。ほかにも、停電になると、冷暖房が使えない、IH調理ができない。ガスが停止するとお湯が使えない、ガス調理ができないなどが起こります。
ラジオでは、災害に備えて習慣付けていただきたいこととして、3つの「満タン」をご紹介しました。
1つは「冷蔵庫を満タンに」。普段食べているものを消費しながらストックする「ローリングストック法」がおすすめ。収納スペースも別途必要なく、消費期限切れを気にする煩わしさを解消できます。
2番目は「お風呂の水を満タンに」。洗濯や洗い物、トイレの水などに活用できます。また、ペットボトルや鍋、やかんなどにも溜めておくと安心です。
3番目は「車のガソリンを満タンに」。もし、自宅が被災した場合、車は雨風をしのぎ、冷暖房が使える簡易的な避難所になります。携帯電話の充電ができたり、備え付けのテレビやラジオから情報を収集することもできます。
みのおエフエムの番組に出演した箕面市市民安全政策室 清水皓平さんは「3日分の水・食糧の備蓄と、非常用持ち出し袋の準備をお願いします。水は、1人当たり1日最低3ℓ必要です。しっかりと備えておけば、被害を最小限に抑えることができます」と紹介しました。
場所:みのおエフエムスタジオ(船場東2)