箕面のお祭りや民話に触れる企画展「箕面の伝承展 祭りと民話」開催中

 語り継がれる箕面のお祭りや民話を紹介する企画展「箕面の伝承展 祭りと民話」が、箕面市立郷土資料館で開催されています(12月8日(日曜日)まで)。
 「祭り」に関連する展示では、天狗まつりや、まんどろ火祭り、箕面市内の神社での秋季例大祭があり、衣装や獅子頭、提灯やたいまつなどが並んでいます。なかには、すでに職人さんがいないため作ることができないという貴重なものも展示されています。
 「民話」は、故熊野禮助さんが採話したもので、会期の前半と後半で内容が入れ替わり、前半(11月15日金曜日まで)では「粟生の守り隠れさん」「行者の杖あと」など、後半(11月16日土曜日~12月8日・日曜日)では「箕面の聖(ひじり)」「泣き地蔵」などが紹介されます。
各地域の神社や寺で守り伝えられてきたお祭りそれぞれに特徴があり、地域愛や子どもの成長、健康への祈りといったことを感じることができます。
同館学芸員の馬場淳士さんは「文化を伝承していくことが難しい時代ですが、この企画展で箕面でのお祭りを見て、いろいろなかたに語り伝えてもらえるとうれしいです」と話していました。
また、同館の通路には、民話の紙芝居が展示されていて、見どころもたくさんあります。ぜひ、お出かけください。

箕面市立郷土資料館「箕面の伝承展 祭りと民話」 → WEBサイト
開催期間:2024年10月25日(金曜日)~12月8日(日曜日)
開館時間:午前10時~午後5時(毎週月曜日<祝日の場合は翌平>及び年末年始休館)
場所:箕面市船場西3-8-22 TEL072-736-9370

場所:箕面市立郷土資料館

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