「災害時多言語支援センター」設置の訓練が行われました

 箕面市立多文化交流センターで、10月21日(月曜日)、災害時の避難所設置や支援などを多言語で行う訓練が実施されました。
外国人市民が多い豊川南小地区の防災委員会が実施したもので、箕面市から発信される災害情報を、英語や中国語などに翻訳し、外国人市民に届ける「災害時多言語支援センター」設置の訓練です。外国人市民の状況を把握し、必要な情報を翻訳して外国人市民に伝える、また、必要な情報をやさしい日本語にする訓練などが行われました。箕面市国際交流協会の職員と外国人防災アドバイザーがチームを組み、避難所での声がけやニーズの聞き取りを行いました。
 同協会の河合大輔さんは「情報がきちんと伝わらないと、外国人市民は孤立した気持ちになってしまいます。相談できるところがあるよ、1人じゃないよ、ということを伝えていきたいです」と話していました。
 外国人市民のかたからは、訓練後の振り返りで「実際に災害が起きたときは、パニックになると思うので、マニュアルどおりの質問ではなく、臨機応変な対応をしてほしい」などの意見が出ていました。

場所:箕面市立多文化交流センター

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