身近なホールのクラシック「室内楽12345!」ソロから五重奏までを一度に体験
箕面市立メイプルホールでは、地域の公共ホールとして、「身近なホールのクラシック」をテーマに、バラエティ豊かなクラシックコンサートを定期的に開催しています。
10月9日(水曜日)は、「室内楽12345!」と題して、ソロから五重奏までの室内楽が披露されました。
コンサートをプロデュースしたのは、今をときめくヴァイオリニスト 石上真由子さんです。演奏は、ヴァイオリンが、石上さんと東京都交響楽団のコンサートマスター・水谷晃さん、ヴィオラ、大山平一郎さんと、NHK交響楽団首席奏者・村上淳一郎さん、チェロは金子鈴太郎さんです。
プログラムは、石上さんのソロ演奏からスタート。モーツアルトなどの二重奏曲、三重奏、四重奏と続き、モーツアルトの弦楽五重奏曲第2番では、深みのある音の重なりと広がりを感じられる圧巻の演奏となりました。
息のぴったり合うメンバーだからこそできたというプログラムでは、即興の演奏なども入り、観客のみなさんを驚かせていました。
終演後、石上さんは「これまでメイプルホールでは、コンチェルト(協奏曲)でしか弾いたことがなかったのですが、初めての室内楽で、全く違う雰囲気でした。ホールの温かみが感じられました」と話していました。
来場したかたは「演奏者のみなさんが、楽しそうに演奏されていたのが記憶に残りました。五重奏がとても印象的でした」と興奮ぎみに話していました。
場所:箕面市立メイプルホール大ホール