「お口ぽか~ん」は危険信号?箕面市の“健口”に関する健康セミナー開催

 「お口がぽか~んってあいていませんか?」と題した箕面市のお口に関するからだの健康セミナーが、9月28日(土曜日)、箕面市立総合保健福祉センターで開催されました。
 お子さんのお口の半開きや食事中にクチャクチャと音が鳴る、中・高年の食べこぼしが増えた、といった状況は、「お口の危険信号」です。
セミナーでは、子どもから高齢者まで生涯健口をめざして、オーラルフレイルの対策などを楽しく学ぶ講和のほか、お口のトレーニングアプリ「PaTaKaRUSH(パタカラッシュ)」を使ったゲーム大会も行われました。
講話では、大阪大学大学院歯学研究科イノベーティブ・デンティストリー推進センター特任教授で歯科医師の十河基文さんが、食事で噛むことの大切さなどを解説。「意識的に30回は噛みましょう」などと呼びかけ、参加したみなさんはメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。
アプリを使ったゲーム体験では、十河先生が開発したお口のトレーニングゲームの、滝ノ道ゆずるやモミジーヌが登場する箕面市バージョンを楽しくプレイしました。「パ・タ・カ・ラ」の4文字を、それぞれできるだけ早く連続して発声すると、声が文字に変換されて画面上に飛びます。1文字ずつ攻撃をする武器になりますが、はっきりと発音ができていないと、途中で文字が崩れて落ちていくしくみになっています。
セミナーに参加したかたは「お兄ちゃんはお口がぽかんとあくことが多く、弟はくちゃくちゃ食べるので、気になっていて、先生のお話を聞きたくて参加しました。食事で硬めの食材を使ったり、具材を大きめにカットしたりして、噛むことを意識的にできるようにしてみます」と話していました。

場所:箕面市立総合保健福祉センター

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