悪人講座!?生涯学習講座の演劇ワークショップで悪役と向き合う3日間！

　【📻配信あり】箕面市メイプル文化財団の夏の生涯学習講座で、8月から3回に渡って、登場人物が全員悪人で悪役と向き合う演劇のワークショップが、箕面市立西南生涯学習センターで開催されました。
題して、演劇ワークショップ「登場！人物！全員！悪人！講座」。
「マクベス」などの有名な戯曲に登場する悪役にスポットを当てて、悪役の台詞や表現などを、どうやって演じるかを追求していくワークショップです。講師は、演出家で俳優、さらに演劇集団を主宰する、藤井颯太郎（ふじい・そうたろう）さん。最近は、オーケストラの公演に小説を書き下ろしたほか、連続テレビ小説に出演するなど活躍中です。
最終日の9月3日（火曜日）は、「リチャード3世」と「三文オペラ」からの一場面を、2人1組で演じました。藤井さんがレクチャーしながら、相手役と何度も話し合って発表したお芝居は、しっかりと悪人の味わいが出ていました。
藤井さんは「同じ悪役でも、受講者のアプローチによって、全く違った内容になっていくことがすばらしいと思いました。演劇への好奇心や熱心さも伝わってきて、また箕面で何かやりたいです」と話していました。
受講したかたは「自分なりの悪人ができあがっていくのが楽しかった。今回は一場面でしたが、いつか全編やってみたいです。誰にでもある影の部分に、とことん向き合えることができてよかったです」と話していました。

場所：箕面市立西南生涯学習センター