伝統のたいまつ行列が夜を照らす「まんどろ火祭り」が開催

 【📻配信あり】箕面を代表するお盆の行事の1つ「まんどろ火祭り」が、今年は8月3日(土曜日)、みのおキューズモールの千里川沿いで行われました。
 「まんどろ」は、約300年前の江戸時代から伝わる、かつて箕面の各地で行われていた火祭りです。時代とともに途切れた時期もありますが、伝統を受け継ぎつつ、今に合った新しい形で復活したのが、この「まんどろ火祭り」です。
 この街がたくさんの人から愛されるように、との願いを込めて、主催のかやの中央まち育て交流会を始め、多くのボランティアが力をあわせて開催しています。
 使われるたいまつは、箕面の山から材料をそろえ、竹を割り、その中に燃えやすい葉を入れて針金で止めて作ります。
当日は、提灯を持った50人の子どもたちに続き、たいまつを持った35人が行列を作り、たくさんの観客が見守る中、千里川沿いをゆっくりと下っていきました。
行列の最後尾は、北芝地域に伝わる「麦わらたいまつ」です。長い竹の両端が赤々と燃えるたいまつを、天秤棒のように担いで、回ったり、走ったりし、とても迫力があります。
たいまつ行列に参加した小学5年生は「普段できないことができて楽しかった。大人になったら、地元に伝わるこの祭りを守っていきたい」と話していました。

場所:みのおキューズモール 千里川河川敷
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