手話と要約筆記で繋がる!笑って、考える箕面市の条例制定記念イベント
【📻配信あり】箕面市では、障害の有無に関わらず、誰もがお互いを尊重しながら暮らす共生社会の実現をめざして「箕面市手話言語条例」「箕面市障害者情報コミュニケーション促進条例」を制定、今年2024年1月1日に施行しました。
これを記念したイベントが、7月13日(土曜日)、箕面市立メイプルホールで開催されました。
当日は、豊中ろう和太鼓クラブ「鼓響」のみなさんによる迫力ある和太鼓の演奏に続き、笑福亭學光さんが要約筆記付きの落語を、手話エンターテイメント発信団「oioi」がパフォーマンスを披露しました。また、視覚障害や聴覚障害をお持ちのかたがパネラーとなり、条例ができて思うことなどを話すトークコーナーも行われ、会場は人があふれるほどの大盛況で、手話や要約筆記を取り入れることで「聴こえる聴こえない・見える見えない」に関わらず、みんなが一緒に笑って、考える時間となりました。
会場入口付近では、手話や障害者の情報コミュニケーションツールなどを紹介するブースも並び、訪れたかたは、音声が瞬時に文字に変換されるようすを体験しました。
イベントに参加したかたは「(展示を見て)言葉が話せる人にとっては発信する機会が増え、技術も進歩したと思いました。しかし、聴覚障害者から発信することについては、まだまだ難しい面もあると感じました」などと話していました。
場所:箕面市立メイプルホール