ラジオで「命のパスポート」シリーズ157・改めて災害の備えを!
【📻配信あり】箕面市広報紙「もみじだより」では、毎月、防災特集記事「命のパスポート」を、シリーズで掲載しています。
2024年7月号は「改めて災害の備えをお願いします」と題して、災害発生時間別に想定されるできごとや、日頃からの準備の大切さについて紹介しています(7月号10ページ→ PDFではコチラから)。
地震はいつ起こるか分かりません。もし早朝や深夜に地震が発生した場合、就寝中のかたが多いため、揺れに気付くまでタイムラグがあります。リラックス状態から急に緊張状態になるため、逃げようとしても気持ちが動揺し、なかなか動くことができない可能性があります。辺りが暗く、状況を確認しにくい時間帯だからこそ、パニックにならないよう、落ち着いて行動することが大切です。そして、寝ている近くに背の高い家具は置かないようにし、寝床の近くに懐中電灯やスリッパを置くのも効果的です。
夕方から夜の時間帯に地震が起こった場合、街では飲食店の営業が始まり、ご家庭では夕食の準備をするかたも多く、1日で最も火気の使用が多くなる時間帯です。火気を使用中に揺れを感じたら、身の安全が確保でき次第、必ず火を止めます。また、通行止めや公共交通がストップし、帰宅が困難になる可能性もあります。あらかじめ、家族と安否確認の方法や、帰宅手段などについて話し合っておくことも重要です。
みのおエフエムの番組に出演した箕面市市民安全政策室 川﨑まりのさんは、非常用持ち出し袋と飲料水を、常に玄関付近に置いているといい、「避難時は、素早く安全に移動することが大切ですので、非常用持ち出し袋は背負って走れる重さにとどめるようにしてください」と呼びかけました。
場所:みのおエフエムスタジオ(船場東2)