大阪大学の留学生が国際的な視点で箕面を研究!成果発表会が行われました
【📻配信あり】大阪大学箕面キャンパスにある日本語日本文化教育センターでは、留学生を対象に日本語や日本文化をいろいろな角度から理解するためのプログラム「メイプル・プログラム」を1年間実施しています。昨年9月に来日し、まもなくプログラムを終える留学生たちの成果発表会が、7月9日(火曜日)に行われました。
当日は、16グループが3つの会場に分かれ、研究内容の成果発表をしました。
「箕面の多文化食堂:ハラル、ベジタリアン、ビーガンの食事への理解」と題した発表では、菜食主義のかたが日本に来て外食に困っている事例紹介や、理解を深めるための講座を実施したことなどを発表しました。
「箕面市でボランティア活動をしたければどうしたらいい?」と題した発表では、留学生が地元の人と交流するチャンスを見つけるために、子ども食堂のボランティアに参加。継続的にボランティアに参加できる人材が不足していることや、留学生向けにボランティアを募集するための課題を見つけ、LINEグループやポスターを作成して啓発活動を行ったことなどを紹介しました。
「げんGO!箕面市民の言語交流会」と題した発表では、留学生と箕面市民が、英語でコミュニケーションをするカフェを開催したことを紹介。発表した学生は「言語カフェを開くのは不安が大きかったけれど、たくさんの人と話をすることができてよかった」と話していました。 各グループとも、分かりやすく流暢な日本語で発表し、質疑応答にも対応していました。
ドイツからの留学生は発表を終えて「文化の違いはすぐに理解できないかもしれませんが、相手を知ろうとすることが、とても大切と思います。その気持ちがあれば、十分です」と話していました。
場所:箕面市立船場生涯学習センター