箕面の図書館で、子どもの言葉の発達をテーマにした萩原広道さんの新刊出版記念イベントが開催
【📻配信あり】主に2歳児までの子どもが、どのように言葉を覚えていくかについて、大阪大学人間科学研究科の助教 萩原広道さんがイラスト付きの「子どもとめぐることばの世界」(ミネルヴァ書房)を出版しました。
萩原さんは、作業療法士、公認心理士でもあり、子どもたちの言葉の発達に注目し、発達心理学という視点で研究しています。
6月30日(日曜日)、箕面市立船場図書館で行われた出版記念のトークイベントには、言語に興味があるかたや、小さなお子さん連れのかたなどが参加しました。
本には、言葉の発達に関する研究の紹介や、世界中の言語発達の研究者が発表した研究結果、子どもの言葉の発達の中で大人がどう関わっているのかなどについて書かれています。
トークイベントに参加したかたは「言葉の習熟度について、1つの指標が分かりましたし、お話しを聴いてたくさんの気付きがありました」「子どもが小さい頃、不思議な言葉をたくさん発していて、大人も一緒に楽しくコミュニケーションしていたことを思い出しました。子どもの言葉の発達は、神秘的な要素もあるのではと感じました」などと話していました。
場所:箕面市立船場図書館