ラジオで「命のパスポート」シリーズ156・大雨対策を万全に!

 箕面市広報紙「もみじだより」では、毎月、防災特集記事「命のパスポート」を、シリーズで掲載しています。
 2024年6月号は、「梅雨入りシーズン 大雨対策を万全に!」と題して、側溝の掃除の重要性や、家庭での備えについて紹介しています(6月号8ページ→ PDFではコチラから)。
 近年、多発しているゲリラ豪雨ですが、短時間に大量の雨が降るため、河川の急な増水や氾濫、低い土地の冠水や浸水などの水害が発生する可能性があります。また、自分がいる地域で雨が降っていなくても、川の水位が急激に上昇することがあるため、河原などで遊んでいる場合には注意が必要です。
 大雨による災害に備えるためのポイントとして、家の周りの側溝や排水口の掃除、非常用持ち出し袋の準備、避難所と避難ルートの確認などがあります。雨が強くなってきたら、テレビやラジオ、ネットなどから「注意報」、「警報」、「特別警報」などの気象情報を入手し、早め早めの防災行動を取ることで、被害を未然に防ぎ、軽減することができます。
 そして、大雨でも停電や断水が発生する可能性があります。ご家庭では、3日分の水と食糧を準備し、大雨の中を買い物に出かけなくて済むようにしましょう。飲料水の量のめやすは、1人1日3リットル。食糧は、調理しなくても食べられるレトルト食品や缶詰、びん詰め食品などが便利です。
 みのおエフエムの番組に出演した箕面市市民安全政策室の清水皓平さんは、消防隊員としてゲリラ豪雨時の交通事故現場に出動した経験を、次のように紹介しました。「車同士の衝突事故でしたが、運転手の話では、突然のゲリラ豪雨で前が見えなくなり、気が付くと前から来ていた車と衝突していたそうです。幸い大きなけがはありませんでした。1時間に50mm以上の滝のような大雨に対しては、ワイパーをハイスピードにしても、対向車や通行人が見えにくい状況となります。停車できる場合は、ゲリラ豪雨が過ぎるのを待つことが最善策です。車を停められない場合は、ライトを点灯し、スピードは控えめに、できるだけ車間をあけて走行しましょう」

場所:みのおエフエムスタジオ(船場東2)
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