桂ざこばさん、たくさんの笑いをありがとうございました

 上方落語の重鎮で、箕面ともゆかりの深い桂ざこばさんが、6月12日(水曜日)未明、ぜんそくのため亡くなりました。76歳でした。
 大阪市出身の桂ざこばさんは、1963年に桂米朝師匠に弟子入りし、当時は桂朝丸(かつらちょうまる)を名乗っていましたが、1988年に「二代目 桂ざこば」を襲名しました。以後、落語を始めテレビ出演などで人気を博し、上方落語をけん引してきたざこばさん。箕面市に住んでいたこともあり、市では、ざこばの会や一門会など、箕面で数多くの落語会を行ってきた功績を称え、2010年に桂ざこばさんを箕面市特命大使「箕面文化大使」に任命しています。
 人情味あふれる話芸で親しまれ、涙もろい一面も含めて愛されてきた桂ざこばさん。現在も、桂ざこば一門の落語家が出演する落語会が、箕面市で定期的に開催されています。また、ざこばさんの弟子の桂ひろばさん、ちょうばさん、そうばさんが、三人そろって襲名することになり、4月30日に行われた会見ではざこばさんも出席して、弟子たちに温かい言葉と励ましを送り、きっちり笑いも取っていたということでした。
 実の娘であるタレントの関口まいさん、甥の歌手 JAY'EDさんは、現在も各方面で活躍しています(まいさんは、みのおエフエムで毎月第1日曜日15:30から、関口まいの「Cheer For You」を担当)。
 これまでたくさんの笑いを届けてくださった桂ざこばさんのご冥福をお祈りいたします。
(写真は2021年8月、箕面市立文化芸能劇場オープニングイベント桂米朝一門会にて)
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