箕面市の花「ササユリ」が咲いています

 箕面市如意谷の山麓にある通称しおんじ山(箕面市の市有林。池ノ谷緑地)で、市の花「ササユリ」が美しく咲いています。
 しおんじ山は、森林ボランティア団体「しおんじ山の会」のみなさんが、2005年から、里山の再生・活用のために、主に、ササユリの増殖や、桜の木の植林・保護、山遊び場の整備などの山林整備活動を行っています。
 晴天に恵まれた6月3日(月曜日)、開花した数輪のササユリを観察するために会員が訪れ、ササユリの美しい姿と甘い香りに魅了されていました。
 ササユリは、種をまいて葉が出るまで3~5年はかかり、そこから花が咲くには、さらに年月を要するということです。
 ササユリの美しい姿を熱心に写真に収めていたかたは「蕾の形もいいですね。雨上がりなので水分を吸って元気良さそうです」と話していました。
 しおんじ山は、北大阪急行電鉄「箕面萱野駅」からも見えるということで、先月(2024年5月)山の中腹付近に桜の木が植樹されました。大きく育つと、到着した電車の車窓からも、きれいな桜を見ることができるかもしれないと期待を寄せています。
同会の竹田光廣さんは「しおんじ山には、たくさんの自然があることを知ってほしいです。小さい頃から山に接して、親しんでもらえるような活動をしていきたいです」と今後の意気込みを話していました。

[メモ]箕面市では、万国博覧会の開催を記念し、昭和44年12月3日に市のシンボルとなる木と花を市民の投票により決定し制定しました。市の木に「イロハモミジ」、市の花に「ササユリ」が最多投票を得て選定されました。

場所:池ノ谷緑地(如意谷4丁目)
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