通学路の安全を守る、箕面市の「危険箇所・問題箇所点検」活動

 箕面市では、子どもたちの安全確保のため、地域の青少年指導員が中心となり、毎年5月から6月にかけて、市内の通学路を実際に歩いて「危険箇所・問題箇所」の点検活動を行っています。
 活動は約40年前から続いていて、青少年指導員のほか、青少年を守る会、地域住民、教職員や市の職員、子どもたちなどが参加。小学校区ごとに班に分かれて、通行に支障がある場所や見通しが悪いなど事故が発生する恐れがある場所を確認し、箕面市に報告して改善をするという、全国でも非常に珍しい取り組みです。
 5月26日(日曜日)、南小校区で行われた点検活動では、校区を複数の班で分担し、点検を行いました。今年は、箕面市広報紙「もみじだより」を見て参加したというかたが6人おられました。
約1時間かけて地域を見回ったあとは、各班からの報告と情報共有が行われました。道路の停止線が薄くなっていて見えにくくなっている箇所や、坂道で車のスピードが速いといった問題なども共有されていました。初めて点検活動に参加したかたも多く、「子どもたちの安全を考えて普段と違う目線で歩くことができて良かった」などと話していました。

場所:南小校区
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