記念列車も出発!北急延伸線の開業記念式典が開催されました
3月23日、いよいよ、北大阪急行電鉄南北線延伸線が、千里中央から北へ開通し、箕面市に2つの新しい駅ができます。開業に先駆けて、3月20日、箕面市立文化芸能劇場で、箕面市と北大阪急行電鉄株式会社が主催し、延伸事業関係者を招いた開業記念式典が行われました。
箕面市青少年吹奏楽団によるお祝いの演奏のあと、上島一彦箕面市長、北大阪急行電鉄株式会社 内芝伸一代表取締役社長が挨拶し、56年にわたる延伸事業の軌跡を紹介した映像の放映や、国土交通省副大臣や大阪府の吉村洋文知事をはじめ、多くの来賓が参列し、テープカット、くす玉開披が盛大に執り行われました。
上島市長は「先人の思いを引継ぎ、箕面市長としてゴールを実現できること、万感胸に迫る思いです。多くの人に箕面へ訪れてほしい。箕面船場阪大前駅周辺は、ヘルスケアの拠点として産業の誘致をするなど、まちづくりを進めていきます」と今後の展望を話しました。また、吉村知事は「沿線のまちづくりも進み、箕面はもっと成長するし、期待しています」と期待を寄せました。
記念式典後は、場所を「箕面船場阪大前駅」へ移し、ホームでテープカットが行われました。そして、関係者を乗せて、記念列車が「箕面萱野駅」へ向けて出発しました。試乗した式典出席者は「いよいよ開業して便利になりますね。窓からの眺めも最高でした」「箕面萱野駅周辺は昔田んぼだった。こんな街ができて電車が通るなんて思わなかったのですごい感慨深いです」などと話していました。
北急の延伸は、昭和43年の「箕面市第一次総合計画」に初めて構想が掲げられて以来、56年の時を経て、いよいよ3月23日(土曜日)に開業します。行政や企業のみならず、沿線住民や地元自治会、ふるさと納税者など、多くの尽力を得て、箕面の新たなステージが始まります!
場所:箕面市立文化芸能劇場、箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅