箕面高校演劇部が、箕面の小・中学生に向けた消費者トラブル啓発のラジオドラマを制作しました
特殊詐欺や不当請求などの消費者トラブルは増加傾向にあり、箕面市でも被害者が出ています。なかでも、若年層でも巻き込まれる可能性が高い、迷惑メールやオンラインゲーム課金に関するトラブルについては、小・中学校での消費生活相談員による啓発は十分にされていない状況があり、箕面市消費生活センターでは、詐欺のさまざまな手口を知ってもらい、被害を防止するため、消費者トラブルを啓発するラジオドラマの制作を企画しました。
依頼を受けたのは、箕面高校演劇部。みのおエフエムの番組「ハイスクールプログラム」でも毎月、番組を担当しています。
ラジオドラマは「通販サイト」「懸賞詐欺」「架空請求」などのテーマ6本完成し、全て、高校生が脚本・出演を担当しました。3月19日(火曜日)、同演劇部のみなさんが箕面市役所を訪問し、上島一彦箕面市長に完成の報告などを行い、上島市長から感謝状が贈られました。
上島市長は「ドラマはとてもおもしろかったです。ぜひこのドラマを箕面の子どもたちが聞いて、詐欺にあわないように役立ててもらえれば」と話しました。
部員のみなさんの感想は次のとおりです。
佐藤柊悟さん「飽きさせないようにおもしろい要素も盛り込みながら、伝えたいことはしっかり伝えられるように工夫しました。楽しく録音できたのでぜひ聴いてください!」
林瑞季さん「トラブルの経験はないですが、自分がやってしまいそうなことを考えて盛り込みました。スタジオで声優のような感じで収録して、おもしろい経験でした。このラジオドラマを聴いて、どうかトラブルには引っかからないように気を付けてください。」
林裕里菜さんは「顧問の先生が大学生のとき実際に強引な勧誘を受けたことがあり、その体験をドラマに盛り込みました。掛け合いの部分など、息が合った演技ができたと思います。この経験を今後の演劇部の活動につなげていきたいです。がんばっていろんな役を演じ分けたので、ぜひ聴いてください!」
完成したラジオドラマは、今後、箕面市立小・中学校の昼休みなどの時間に放送される予定です。また、箕面市消費生活センターのページ(コチラ)からも聴くことができます。
場所:箕面市役所