ラジオで「命のパスポート」シリーズ153・全市一斉総合防災訓練の結果報告
箕面市広報紙「もみじだより」では毎月、防災特集記事「命のパスポート」を、シリーズで掲載しています。
2024年3月号は、1月17日に箕面市が毎年開催している全市一斉総合防災訓練を振り返り、当日の訓練結果を紹介しています(8ページ)。
今年の1月17日は水曜日で、平日の開催でしたが、訓練には全体の7割にあたる239の自治会が参加し、黄色いハンカチ作戦や声がけによる安否確認などを実施しました。
当日は、各小学校区の避難所でも、地区防災委員会が訓練を行いました。豊川北小校区では、防災スピーカーからの訓練開始合図とともに、校区内の自治会やマンション管理組合の代表者が、黄色いハンカチ作戦などによる安否確認結果を避難所である学校へ報告に来ました。また、マンホールトイレの組み立て、防災ビデオの上映のほか、発電機、投光器、トランシーバー、手回しラジオなどの防災資器材稼働訓練などを実施しました。
箕面市役所では、来館者に対しての避難誘導練や施設、設備の安全点検訓練を実施し、災害対策本部を立ち上げ、各対策部が運営訓練を行いました。初めて災害対策本部で訓練に参加した応急復旧対策部の職員からは「知らないことが多くありました。このような訓練を繰り返し行い、有事の際に対応できるようにしたい」という感想がありました。
みのおエフエムの番組に出演した市民安全政策室の山本裕介さんは「次回の全市一斉総合防災訓練は、来年(2025年)1月17日の金曜日です。さまざまな場所で、それぞれの立場、状況に応じた訓練を行っておくことは、いざというときに命を守る行動につながりますので、ぜひ訓練にご参加ください」と呼びかけました。
場所:みのおエフエムスタジオ(船場東2)