全国初の取り組み!箕面商工会議所で「リバーサル商品」のプレス発表会
箕面商工会議所では、コロナ禍で発売できなかった商品やサービスを、専門家や学生の意見を交えて改善し、「リバーサル商品」として再発売する取り組みを行いました。「リバーサル」とは、既存商品を改良、改善することです。
参加したのは箕面市内の6事業所で、研修などを通して知恵を絞り、アイディアを出し、商品力や売りかたなどを徹底的に議論しました。
1月31日(水曜日)、「リバーサル商品」のプレス発表が箕面商工会議所で行われ、各事業所が、商品のPRや取り組みを紹介しました。
エントリーNo.1は書道教室などを主宰する「翔雲会」さん。戦国武将の花押と呼ばれる、署名やサインを純金で書き、「観光資源」としての活用をめざした商品を発表しました(記事下写真1枚目)。
エントリーNo.2は、フレンチレストランを経営する「合同会社でびゅ」さん。神戸女子大学の学生たちと、商品の改良をはかり、「パンペルデュ」と呼ばれるフレンチトーストを発表しました(記事下写真2枚目)。
エントリーNo.3は、下着ブランドを展開する「合同会社アウトワールド」さん。肌ざわりを熟知しているからこそ作ることができた、猫の日用品を発表しました(記事下写真3枚目)。
エントリーNo.4は、映像制作や写真撮影を行う「エンターシップス株式会社」さん。50代以上の世代をターゲットにした家族写真サービスについて、「あのトキのフォト」(通称トキフォト)の名称で発表しました。なんと、PRのための替え歌も作っていました(トップ写真)。
エントリーNo.5は、縫わずに貼るだけの手法でハンドメイド作品をつくる教室「シェリブロッセ」さん(記事下写真4枚目)。既存の40代~60代というターゲット層にプラスして、親子での新たな体験をしてもらう体験会を、3月9日(土曜日)に、みのおキューズモールで開始します。
エントリーNo.6は、和食料理店の「割烹はんべい」さん。伝統技法を守りながら、材料(かつお節や醤油など)を最上級品にし、絹のような舌触りのふりかけを発表しました(記事下写真5枚目)。
箕面商工会議所によると、今回参加した各事業所の全商品が、リバーサル商品として発表されるのは、商工会議所などの支援機関としては全国初の取り組みだということです。
場所:箕面商工会議所