1月17日の「全市一斉総合防災訓練」、2024年は水曜日でした
箕面市では曜日に関わらず、阪神大震災が発生した1月17日に、全市一斉総合防災訓練を実施しています。2024年は、平日の水曜日に実施されました。
午前10時、防災スピーカーから流れるサイレンを合図に訓練がスタート。無事を知らせる黄色い布を玄関先に掲げる黄色いハンカチ作戦を実行するお宅も多く、市民のみなさんの防災意識の高まりが感じられました。
箕面市役所では、災害対策本部の運営訓練が行われ、職員が情報収集の訓練に当たったほか、みのおエフエムでも緊急割り込み放送の訓練放送を実施しました。また、大阪青山大学の学生消防隊「MATOY」のみなさんも見学に訪れたほか、近隣の池田市、豊能町からも視察に訪れていました。視察をした池田市の職員は「災害対策本部がオープンな作りになっていて、見通しがいい。ホワイトボードも常設されていて、すぐ使用できる状態ですね」と、池田市と異なる部分などを話していました。
また、放送では、月に1回、スタジオを飛び出して地域の人やようすを伝える「タッキーたんけん隊」も情報発信訓練を兼ねて、避難所から電話中継を行いました。東小校区の避難所、箕面市立東小学校では、地区防災委員のみなさんが受付を担当し、各自治会の担当者が安否確認の状況を報告。そして、近隣保育所の年長組さんも、実際に避難所まで歩くことを体験していました。
彩都小校区の避難所、箕面市立彩都の丘学園では、防災倉庫の資機材の確認や、マンホールトイレの設置訓練などを行いました。地区の特徴として、若い世代のかたが多いことから、備蓄品についても子ども用品を増やすなどの工夫をしていました。また、新しく自治会に入った人も、全員が防災設備を扱うことができるようにする体制も構築されていました。
場所:箕面市役所、箕面市立東小学校、彩都の丘学園