瀬川神社のとんど焼きで無病息災を祈願

 小正月を迎える1月15日前後は、箕面市内の寺社で、とんど焼きの行事が行われます。
 1月15日(月曜日)、瀬川1丁目の瀬川神社でも、とんど焼きが行われ、しめ飾りや書初めの半紙などを燃やしました。
 とんど焼きは、平安時代の宮中行事が発祥と伝えられ、時代が変わり江戸時代には、しめ飾りやお札を燃やして無病息災を願うようになりました。瀬川神社でのとんど焼きも、江戸時代の風習が起源ということです。
 竹で組んだ櫓の先端に松を飾り、その年の恵方に向かって、しめ飾りを3つ飾ります。お正月に門松やしめ飾りにお迎えした歳神様が、小正月に恵方の方向に帰っていくことから、とんどの柱が恵方に向いているそうです。
 宮司の田畑浩治さんは「しめ飾りや絵馬などを巻きつける華やかな櫓は、氏子のみなさんが作ってくださっています。箕面の寺社のなかでも大きい規模で行っていて、北摂でも珍しいと思います」と紹介しました。
 瀬川神社は「龍の井」と呼ばれる井戸が有名ですが、辰年にちなんで、日本各地からそのご利益にあやかりたいと、お参りされるかたもいらっしゃるということです。

場所:瀬川神社(瀬川1丁目)
境内にある龍の井
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