ラジオで「命のパスポート」シリーズ150・1月17日は全市一斉総合防災訓練
箕面市の広報紙「もみじだより」では毎月、防災特集記事「命のパスポート」を、シリーズで掲載しています。
2023年12月号は「全市一斉総合防災訓練」について紹介しています。これは、箕面市が毎年1月17日、曜日に関わらず実施する大規模地震の発生を想定した実践的な訓練です。2024年は、平日水曜日の訓練になります。
地震が起きる時間帯、そのときにいる場所によって、取るべき行動は異なります。また、曜日や時間によって、家族や地域の状況が大きく変わりますので、平日・休日に関わらず、いろいろな状況で防災訓練をしておくことが、いざというときの行動につながります。
1月17日の訓練当日は、午前10時に箕面市内全域に設置している防災スピーカーから、訓練放送のアナウンスが流れます。この放送が訓練開始の合図となります。
箕面市では、災害時に迅速な安否確認をするために「黄色いハンカチ作戦」を進めていて、家にいる家族が全員無事だったら、黄色いハンカチまたは、大きく目立つ黄色い布を、玄関先などに掲げください。そして、各ご家庭で、災害用の備蓄品がそろっているかなどの確認もお願いします。
2023年1月の全市一斉総合防災訓練は平日火曜日の訓練でしたが、全体の約7割、240の自治会が参加しました。そのうち、約15,000世帯が、黄色いハンカチ作戦を実行しました。
このほか箕面市役所では、市内に被害が出ている想定で、災害対策本部を設置。情報対策部・応急復旧対策部・消防保安対策部など各対策部が、被害状況の収集など運営訓練を行いました。災害対策本部での運営訓練に参加した、箕面市役所の職員からは「初めて訓練に参加し、知らないことが多くあったため、このような訓練を繰り返し行い、有事の際に対応できるようになりたい」という感想がありました。
みのおエフエムの番組に出演した、市民安全政策室の川﨑まりのさんは「地震はいつどこで発生するか分からず、予測が難しい災害ですが、一人ひとりの備えや行動で、被害を最小限にとどめることは可能です。1月17日の訓練が、いざというときの命を守る行動に繋がりますので、ぜひご参加ください」と呼びかけました。
場所:みのおエフエムスタジオ(船場東2)