昔の知恵と工夫を学ぶ「昔の生活スタイル展・くらしの道具編」

 市民から寄贈された貴重な資料を展示する箕面市立郷土資料館の「昔の生活スタイル展」。「着る・装う」と題し、着物を中心とした昔の装いについて展示した前半に続き、11月24日(金曜日)からは、後半の「くらしの道具」の展示がスタートし、農機具やおもちゃなど、生活用具が展示されています。家庭で使われていた調理道具や掃除用品もあり、当時の生活の知恵や工夫を感じることができます。
 今回は「昔のどうぐクイズ」が行われていて、正解したかたの中から抽選で、昔のカフェーパウリスタを再現したコーヒーのプレゼントがあるなど、楽しい企画もあります。
 取材をしたみのおエフエムのリポーターは、1975(昭和50)年頃の阪急牧落駅東口周辺の写真パネルを見て「私もこの道を通った記憶がある」と興奮したようすで話していました。
 同館学芸員の馬場淳士さんは「よく循環型社会という言葉を聞きますが、電気やガスがない時代は、自然に循環型社会をしていました。今の時代でも参考になるのでは。昔の知恵と工夫を感じ取ってほしいです」と来館を呼びかけました。
 郷土資料館は、みのおサンプラザ1号館の建て替えに伴う移転準備のため、1月4日から休館します。4月には、船場西の旧教育センターに移転オープンする予定です。今回の展示が、現在の郷土資料館(みのおサンプラザ1号館地下1階)での最後の展示になります。

■郷土資料館企画展「昔の生活スタイル展・くらしの道具」
開催日時…11月24日(金曜日)~12月27日(水曜日)午前10時~午後5時(木曜日休館)
入場…無料
お問い合わせ…同館 電話番号072-723-2235

場所:箕面市立郷土資料館
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