ケアマネジャーを対象に消費生活センターが出前講座を実施しました

 箕面市消費生活センターでは、近年急増する消費者トラブルについて幅広い世代のかたに気を付けてもらうため、消費生活相談員が大学や公共施設などに出向いて出前講座を行っています。
11月24日(金曜日)、仕事がら高齢者と触れ合う機会の多い、ケアマネジャー(介護支援専門員)を対象に、特殊詐欺や定期購入の落とし穴などについての講座が行われました。
 講座の中では、高齢者のかたに特に気を付けてもらいたい訪問販売や、電話での特殊詐欺事例、クーリングオフの方法などが紹介され、参加したケアマネジャーのみなさんは、仕事に直結する話とあって真剣に耳を傾けていました。
事例の中で、仲のいい人に商品の購入を勧められても必要ないものであれば、きっちりと断りましょうといった話もありました。
 講座後は、グループに分かれてワークショップを行い、実際に経験したり聞いたりした悪質な訪問販売の事例や対処した方法などを共有しました。実際に担当の高齢者のかたが送り付け詐欺に遭い「契約解除を代わりに行おうとしても、ケアマネジャーでは代理人になれない」といった苦悩も聞こえてきました。
 箕面市消費生活センターの職員のかたは「高齢者に一番身近に接しておられるケアマネジャーさんが少しでも異変を感じたら、消費生活センターにつないでほしい」と話していました。

場所:箕面市立総合保健福祉センター分館
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