顔が見える地域の助け合いを深める小金尾自治会の防災フェスティバル

 箕面市内各地区では、地区独自で防災訓練を実施しています。小野原東地区の「小金尾自治会」では、10月29日(日曜日)、防災フェスティバルが開催されました。
 同自治会では、日頃から地域のかたとの「顔が見える」関係を築くことに力を入れています。当日はまず、同自治会会長の小原不二夫さんが「いつどこで誰が被災するか分かりません。顔と顔がよく分かる関係を築いて、地域同士で助け合う力をつけましょう」とあいさつをしました。
 また、煙体験ハウスのほか、水消火器訓練、AED講習があり、いざというときのために、みなさん真剣に体験しながら、地域の助け合いについて学びました。また、非常食の試食もあり、子どもたちには消防車との記念撮影が大人気でした。
 同自治会では、今春から「防災サポーター」と呼ばれる独自の取り組みを行っています。これまで、自治会の役員や防災委員になるのはハードルが高く感じられ、敬遠されてしまうことがありました。また、災害時は、自治会役員だけでは地区内の全エリアをきめ細かく対応できないといった課題もあります。そこで、いざというときに助ける側の人になってもらう制度として、防災サポーターを設置し、今では自治会の約25%のかたがサポーターとして登録されています。
 サポーターになったかたは「大阪北部地震のとき、自治会の対応を見て助け合いの重要性を感じました」と参加のきっかけを話していました。

場所:北の杜公園(小野原東4丁目)
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