黄金色に実った稲穂を収穫!西小学校5年生が稲刈り体験

 農業の体験学習の一環で、箕面市立西小学校では毎年、5年生が田植えや稲刈りを体験しています。
10月17日(火曜日)、今年6月に田植えをした新稲4丁目の田んぼで、黄金色に実った稲穂を子どもたちが次々に収穫しました。
 長年、農業体験をサポートしている農家のかたから、鎌の使いかたや作業の手順を教わり、子どもたちは早速稲刈りに挑戦。刈った稲を天日干しする作業までを体験しました。
 初めての作業に苦戦しながらも、慣れてくるとスピードアップし、稲の束を上手に作れたときには、笑顔で「できた!」と農家のかたに報告していました。
 今年の新稲地区では、田んぼにスズメの飛来が少なかったそうで、例年はネットを張っていても侵入してくるのが、今年はネットが無くても被害が少なく、米も例年どおりの出来だということです。
 体験後は、子どもたちから農家のかたに感想を伝えたり、疑問に思ったことを質問したりして、交流を深めていました。
 子どもたちからは「最初は簡単そうと思っていたけど、体も使うから農家の人はすごい」と体験の感想を伝えていました。また、虫や鳥の被害についてなど、たくさん質問をしていました。なかには「機械があるのにどうして手で刈るのか」という質問もあり、農家のかたは「小さい機械でも四隅は届かないし、土が柔らかいところは刈れないので、手作業する必要があります」と回答していました。
 この日収穫した米は、後日、調理実習で使うことになっていて、子どもたちはとても楽しみにしていました。

場所:新稲4丁目
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