箕面市とクエルナバカ市の国際友好都市提携20周年!記念イベントが開催
箕面市とメキシコのクエルナバカ市は、2003年に国際友好都市として提携し、交流を深めてきました。
今年で提携から20周年を迎えた節目に、10月14日(土曜日)、クエルナバカ市のみなさんも来日して、記念式典とメキシコ文化を紹介するコンサートのお祭り「フィエスタ・メヒカーナ」が、箕面市立文化芸能劇場で開催されました。
箕面市では、1992年からメキシコ・モレロス大学の学生を受け入れ、ホームステイや文化交流などを実施していました。以来、市民間の交流も活発になり、さらに友好親善関係を築くために国際友好都市の提携が結ばれました。今年も10月上旬に「第28次モレロス大学箕面研修生」が来日中で、これまでの研修生は延べ195人にのぼります。
クエルナバカ市はモレロス州の州都で、マヤ帝国の都市の一つといわれる古代遺跡「ソチカルコ」があるなど、歴史的な街です。気候も温暖で、木々や花に囲まれて「常春の天国」と呼ばれる風光明媚なところです。
10月14日は、まず記念式典が行われ、両市町の記念品の交換がありました。箕面市からは、提携20周年を記念したアクリルスタンドや、箕面特産の実生ゆずを使ったお酒などが贈られました。そして、クエルナバカ市からは、額縁に入ったメキシコ刺しゅうなどが贈られました。
続くイベントでは、来日中のモレロス大学の研修生が民族舞踊を披露。男女ペアになり、細かくタップを踏みながら軽やかに踊ったほか、腰に巻いていた布のベルトを床に置き、2人で足を動かしながら蝶々結びをし、完成すると会場からは大きな拍手が送られました。
また、日本を代表するマリアッチバンドによるコンサートも盛り上がりました。
20周年を記念して、来場者先着300人には、滝ノ道ゆずるとモミジーヌの限定アクリルスタンドのプレゼントもありました。もみじだよりを見て参加したというかたは「マリアッチバンドの演奏と歌声は素晴らしかったです。モレロス大学研修生のダンスも、日本では見られないもので感動しました」と話していました。
場所:箕面市立文化芸能劇場大ホール