西江寺の風流な伝統行事「みのお蟲供養万燈会」

 毎年10月の第1土・日曜日、聖天宮西江寺では、境内の蟲塚に供物を捧げ、森羅万象を供養する「みのお蟲供養万燈会」が行われます。
 1939(昭和14)年から、関西の虫どころである、箕面の西江寺で行われるようになり、多くの茶華道家、画家、歌人、俳人たちが、供養とともに、花や茶、川柳の会など一席を設ける華やかな催しでもあります。
 今年は、暑さも和らいだ、10月7日(土曜日)と8日(日曜日)に開催され、境内に集まったみなさんは、蟲供養の法要に心静かに参加しました。
 境内には絵や川柳が描かれた行燈が掲げられ、長年、お手伝いで行燈に川柳を書いているというかたは「風流な行事ですので、これからも残していきたいですね」と話していました。
 初めて西江寺を訪れ、虫供養を行っていることを知ったかたもいて「タイミングがよかったです」と、神聖な伝統行事に感動したようすでした。

場所:聖天宮西江寺(箕面2丁目)
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