新箕面市立病院の開院に向けて、指定管理者の候補者が決定しました。
箕面市では、老朽化が進む箕面市立病院の移転建て替えを決定し、2027(令和9)年度の開院に向けて、取り組みを進めています。
現在は、新市立病院が建設されるCOM1号館(船場東1丁目)の解体工事と、周辺道路の付け替え工事を行っています。
新市立病院では、より充実した医療を提供するため、箕面市が単独で整備するのではなく、他の病院との再編統合が必要となることから、指定管理者を募集していました。その候補者が、8月4日に決定しました。2つの医療法人から応募があり、「箕面市立病院指定管理者評価委員会」の慎重な審査を経て、指定管理者は「医療法人協和会」となりました。
同法人による運営は2025年度からスタートし、病床数の拡大や、呼吸器・免疫内科、肝臓内科、放射線治療科、緩和ケア内科、感染症内科の新設が予定されています。
このほか、新市立病院は「全室個室」で整備されます。公立病院のため、病床数の7割は無料の個室となり、入院中も安心して、ゆっくりと快適に過ごすことができます。
今年度は、同法人を正式に指定管理者として定めるための議案を市議会に提出するなどの手続きを進めながら、新市立病院の基本計画策定をめざしています。
箕面市 新市立病院整備室 室長の三好正記さんと担当室長の長島美帆さんが、みのおエフエムの番組に出演し「新市立病院では、さまざまなところがよくなります。確定しましたら、市民のみなさまに分かりやすく説明します」と話していました。
新市立病院の整備についての最新情報は、箕面市のホームページや、広報紙「もみじだより」10月号3ページに掲載されています。
場所:みのおエフエム(船場東2)