止々呂美地区では、山の斜面を利用して「銀寄(ぎんよせ)」と呼ばれる栗の栽培が行われています。 銀寄栗の特徴は、1個の重さが平均20~25グラムと大粒で、コクのある甘みがあります。栗ご飯や、マロングラッセなどに用いられています。例年、9月下旬~10月中旬にかけて収穫が行われています。 自然に木から落ちた栗を収穫していますが、落ちてから日数が経ってしまうと、栗が乾燥してしまうほか、虫がついてしまうため、適期収穫がとても重要だそうです。 銀寄栗を栽培している吉田周平さん(ととろみ亭店主)は「今年は夏の天候の影響で、小さい実が成長途中で落ちているものが多く、小ぶりなものがありますが、細かい栗は味が良いと言われており、食感や味は申し分ない」と話していました。 そのまま茹でて食べたり、栗ご飯にして食べたりして、秋の味覚をぜひ、楽しんでください。 場所:下止々呂美