箕面動物園がよみがえる!?「みんなで復活!箕面動物園」

 明治43(1910)年から大正5(1916年)年まで箕面にあった動物園を、自由に描いた絵で復活させようというイベントが行われました(箕面青年会議所主催)。「みんなで復活!箕面動物園」と題し、9月23日(祝日)、阪急箕面駅の構内と駅前野外ステージで開催され、たくさんの家族連れでにぎわいました。
 箕面動物園は、箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)の箕面線開通に合わせて、明治43年、現在の箕面スパーガーデン付近に開園しました。当時は、トラやライオン、ラクダ、鶴、クジャクなどがいて、観覧車も作られました。
 イベント当日は、箕面駅に停車した貸し切りの阪急電鉄の車両内で、参加者が自由に絵を描き、その絵をスキャンすると、モニター画面の中で動き回るというしくみで、動物園を復活させました。背景は、当時箕面動物園の入口にあった不老門や観覧車、箕面大滝などが描かれています。参加した子どもたちは、虹色の象やコアラ、鳥などの絵を描き、それが画面上で動くと、興味津々で見入っていました。
 参加した親子は「息子と一緒にワニを描きました。動いていると、よりかわいく見えますね」と、笑顔で話していました。
 このほかにも、電車内では、箕面のゆずや阪急電鉄の開通など、箕面の歴史が分かるパネル展示がありました。また、駅前野外ステージでは、箕面出身のメンバーがいるお笑い芸人「ラニーノーズ」の漫才や、箕面の魅力いっぱいの商品が並ぶマルシェもあり、たくさんの人で盛り上がっていました。

場所:阪急箕面駅ほか
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