ラジオで「命のパスポート」シリーズ147・緊急地震速報!そのときどうする
箕面市の広報紙「もみじだより」では毎月、防災特集記事「命のパスポート」を、シリーズで掲載しています。
2023年9月号は「緊急地震速報!そのときどうする」と題し、緊急地震速報を受信したときの行動について紹介しています(8~9ページ)。
9月1日(金曜日)には「大阪880万人訓練」が行われ、南海トラフ巨大地震の発生を想定した、訓練用の緊急速報メールが、一斉に配信されました。午後1時33分に大阪府から「訓練通報(大阪府)」という件名で、大津波警報発出に関するメールが、1時35分には箕面市から「訓練通報(箕面市)」という件名で、火災の拡大に関するメールが送信されました。
緊急速報メールは、自治体や気象庁が発出した情報が、各携帯会社のネットワークを通じて即座に配信されるしくみで、「被災する恐れのあるエリア」にいる携帯電話に向けて、一斉に配信されます。
緊急地震速報が鳴ってから、地震の強い揺れが来るまでの時間は、ほんの数秒から数十秒しかありません。周りの人に声をかけながら「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず自分の身の安全を確保する」ことが基本です。例えば、自宅にいる場合は、窓ガラスや家電製品など、危険なものからできるだけ離れ、頭を保護して、丈夫な机の下などの安全な場所に避難します。また、人が大勢いる施設などでは、係員の指示に従って落ち着いて行動し、慌てて出口に走り出さないようにします。
「大阪880万人訓練」の当日、箕面市役所でも、施設や設備の安全点検訓練が行われました。そして、庁内放送で来庁者に向けて「地震発生時にどのような対応をするのかを考え、行動するきっかけにしてほしい」と呼びかけられました。
箕面市から火災の拡大に関するメールを発信した職員は「こういった訓練を繰り返して行い、有事に円滑に対応できるようになりたい」と、訓練の感想を話していたということです。
場所:みのおエフエムスタジオ(船場東2)