契約前によく確認!消費生活トラブルから身を守る方法を学びました
箕面市消費生活センターでは、近年急増する消費者トラブルについて幅広い世代のかたに気を付けてもらうため、消費生活相談員が大学や公共施設などに出向いて出前講座を行っています。7月18日(火曜日)には、箕面市立南小学校内にある「さくらルームみなみ」で、特殊詐欺と悪徳商法について講座を行いました。
高齢者は狙われやすく、詐欺や訪問販売などの被害が多いというのが実情です。最近では、スマホで広告を見かけ、商品を「1回限りのつもりで」購入(契約)したところ、定期購入だったことが分かり、後で解約ができない、といった相談が増えているということです。細かい字で書かれていたり、分かりにくい表記になっていたりして、ネット購入に慣れていないかたは、特に注意が必要です。
受講したかたの中にも、悪質な訪問販売で商品を買ってしまったという体験や、息子を騙る者から電話がかかってきたことがあるといった話もあり、いつ誰が被害にあってもおかしくない状況です。
取材をしたみのおエフエムのリポーターは「犯人は、どんなふうに言えばこちらが不安な気持ちになるか、油断してしまうか、心理を熟知していると知りました。『私も騙されるかもしれない』と思って、気を付けます」と改めて気持ちを引き締めていました。
契約トラブルなど、困ったときには気軽に相談ができるホットライン、局番なしの「188」があります。ガイダンスで郵便番号を入力すると、お住いの地域の消費生活センターを案内してもらえます。番号は、「188(イヤヤ)」です。ぜひ、覚えておいてください。
2023.07.18.tue/さくらルームみなみ(箕面市立南小学校内)