ラジオで「命のパスポート」シリーズ145・今すぐ始めよう!家庭の備え

箕面市の広報紙「もみじだより」では毎月、防災特集記事「命のパスポート」を、シリーズで掲載しています。
 2023年7月号は「今すぐ始めよう!家庭の備え」と題し、明日来るかもしれない大災害に備えた、毎日の習慣について紹介をしています(6ページ目)。
 大阪北部地震から5年が経ち、これからは台風のシーズンも到来します。家庭での備えとして、3つのポイントを詳しく伺いました。
 まず、食料や水については、外部からの支援が届き始める「3日分」を備蓄することをおすすめしています。水の量のめやすとしては、1人当たり1日3リットル。食料は、賞味期限が長いものを多めに買い、古いものから順に消費していくことで、備蓄をライフスタイルにすることができます。また、調理しなくても食べられるレトルト食品や缶詰などの食品も便利です。
 次に、水道が止まることを想定し、日頃から風呂に水を溜めておくと安心です。飲み水はもちろん、洗濯や洗い物、トイレの水といった生活用水として利用することができます。
 そして、車のガソリンは常に半分以上の燃料を確保しておくと、いざというときに役立ちます。お出かけの際にも「出かける前に給油」ではなく、「帰りに給油」を心掛けてみてください。
 箕面市市民安全政策室の中山竜之介さんは、みのおエフエムの番組に出演し、自宅での備えを次のように紹介しました。
「台風が来る前は、ベランダにある洗濯ばさみやハンガーなど、強風で飛ばされそうなものは室内に入れています。また、窓ガラスが割れたときに、破片が飛散するのを防ぐため、雨風が強くなる前にカーテンを閉めるようにしています。雨戸やシャッターがあるかたは、閉めておくとより効果的です」
 水や食料の備蓄以外にも、停電・断水、緊急の避難時に、すぐに持ち出すことができるように、備蓄品の一部や無いと困るものを「非常用持ち出し袋」としてまとめておくと安心です。

2023.07.14.fri/みのおエフエムスタジオ(船場東2)
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